目次
開業届とは?提出する理由とタイミング
個人で収入を得るなら“まず1枚”出しておこう!
開業届(正式名称:個人事業の開業・廃業等届出書)は、「これから事業を始めます」と税務署へ申告する書類です。
この1枚を提出することで、あなたは晴れて“個人事業主”になります。
提出のタイミングは「開業した日から1か月以内」が原則ですが、遅れても罰則はありません。
ただし、青色申告を希望する人は提出タイミングに注意!
みらい犬
提出はカンタンだけど、出すだけで節税や信頼感にもつながるワン!
最初の一歩、大事にしてほしいワン♪
最初の一歩、大事にしてほしいワン♪
【記入例あり】開業届の書き方をやさしく解説
記入する箇所は約10か所!意外とシンプル
実際の用紙はA4サイズ1枚。見た目は難しそうに見えますが、ほとんどが選択式や簡単な記述で済みます。
ここでは「自宅でデザイン業を始めた女性(屋号あり)」という想定で記入例を紹介します。
記入項目 | 記入例 | 補足 |
---|---|---|
税務署名 | 〇〇税務署 | 自宅の地域を管轄する税務署 |
提出日 | 令和7年5月20日 | 提出する日を記入 |
氏名 | 山田 花子 | フルネームで記入 |
住所(納税地) | 東京都〇〇区〇〇1-2-3 | 通常は自宅住所 |
生年月日 | 昭和60年4月1日 | 和暦で記入 |
職業 | デザイン業 | ざっくりでOK(例:小売業/ライターなど) |
屋号 | Hanako Design | なければ空欄でOK |
開業日 | 令和7年5月1日 | 開業した日(請求書を出した日など) |
事業の概要 | Webデザイン・バナー制作 | 自由記述。簡潔にまとめてOK |
所得の種類 | 事業所得 | 通常は「事業(農業)所得」に〇 |
みらい犬
「書くとこ多そう…」って心配だったけど、ほとんど決まり文句みたいな内容だったワン!
見本があれば安心ワンよね♪
見本があれば安心ワンよね♪
よくある記入の質問3選
屋号って必須?どうやって決めるの?
いいえ、屋号はなくてもOK!あれば名刺や口座で便利ですが、あとからでも追加できます。好きな名前でOKですが、会社と誤認される名前(例:株式会社〇〇)はNGです。
「職業」「事業の概要」って何を書けばいい?
ざっくりでOKです。
例:
職業:イラストレーター/講師/物販業
事業の概要:イラスト作成・ネット販売・Web講座の運営など
「青色申告申請書」って一緒に出すの?
青色申告を希望する場合は、開業届と一緒に「青色申告承認申請書」も提出しましょう。こちらもA4用紙1枚、記入は簡単です。
みらい犬
青色申告は「節税の王道」だワン!
開業届と一緒に出せば、スムーズに始められるワン〜♪
開業届と一緒に出せば、スムーズに始められるワン〜♪
まとめ|開業届は見本を見ればこわくない!
開業届は、最初は「ムズカシそう…」と感じがちですが、実際は見本を見ながら書けば10分ほどで完成します。
書き方に正解はあっても“完璧さ”は必要ナシ。気負わずに書いてOK!
屋号は自由
概要はざっくり
書いたら提出するだけ!
これであなたも、正式に「フリーランス」や「副業ワーカー」としての第一歩を踏み出せます。
みらい犬
最初の一枚、出してみたら気持ちもシャキッとするワン!
ボクと一緒に、自分のしごとをはじめようワンね♪
ボクと一緒に、自分のしごとをはじめようワンね♪