新NISAで積立投資を始めたいけれど、「毎月いくらから始めればいいの?」と迷っている方は多いはずです。この記事では、積立金額の目安と自分に合った金額の決め方をわかりやすく解説します。
目次
新NISAの積立は月100円から始められる
みらい犬
まず安心してほしいのは、新NISAの積立(つみたて投資枠)は、証券会社によっては月100円・月1,000円程度の少額から始められるという点です。「投資はまとまったお金が必要」というイメージを持っている方も多いですが、積立投資においては少額スタートが可能です。
主要ネット証券における最低積立金額の例(2025年時点・各社公式サイトでご確認ください)は以下のとおりです。
| 証券会社 | 最低積立金額(月) |
|---|---|
| SBI証券 | 100円〜 |
| 楽天証券 | 100円〜 |
| マネックス証券 | 100円〜 |
| 松井証券 | 100円〜 |
ただし、「始められる最低金額」と「将来のために必要な金額」は別の話です。次のセクションから、自分に合った金額をどう考えるかを見ていきましょう。
積立金額を決める前に確認したい「家計の余裕」
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投資に回す金額を決めるうえで、最初に確認すべきなのは「毎月いくら余裕があるか」です。生活費・固定費・貯金を差し引いた「手残り」の中から積立金額を設定するのが基本です。
家計チェックの手順
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- ① 手取り月収を確認する
- ② 固定費(家賃・光熱費・通信費・保険料など)を合計する
- ③ 変動費(食費・交際費・娯楽費など)の平均を出す
- ④ 緊急予備資金として生活費3〜6ヶ月分を現金で確保できているか確認する
- ⑤ ①から②〜③を引いた余剰から積立金額を設定する
緊急予備資金(生活費の3〜6ヶ月分)が貯まっていない段階では、まずそちらを優先することが多くの専門家が推奨する順序です。投資は生活を脅かさない余剰資金で行うことが基本の考え方です。
目安として参考になる「月いくら」の金額帯
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一般的によく聞かれる積立金額の目安をまとめました。あくまで参考の目安であり、個人の家計状況や目標によって最適な金額は異なります。
| 月の積立金額 | こんな方に多い | ポイント |
|---|---|---|
| 1,000〜3,000円 | まず試してみたい方・学生・収入が少ない方 | 習慣づくりとして◎。将来の備えとしては少なめ |
| 5,000〜10,000円 | 社会人になりたての方・副業収入がある方 | 続けやすいバランスを取りやすい |
| 20,000〜30,000円 | 収入が安定してきた方・老後資金を本格的に準備したい方 | 非課税メリットをより活かしやすい |
| 50,000〜100,000円 | 収入・貯蓄に余裕がある方・FIRE等を目標にしている方 | つみたて投資枠の年間上限(120万円)を意識した設定 |
新NISAのつみたて投資枠の年間上限は120万円(月換算で10万円)です(2025年時点)。また成長投資枠と合わせた生涯非課税限度額は1,800万円となっています。上限まで急いで埋める必要はありませんが、非課税の恩恵を最大化したい場合の目標として意識しておくとよいでしょう。
目標金額から逆算して積立額を考える方法
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金額の目安を考えるもうひとつの方法が、「将来いくら必要か」を先に決めて、そこから月の積立額を逆算するアプローチです。
逆算シミュレーションの例
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以下はあくまでも概算の参考例です。実際の運用成果は市場の動向によって異なり、損失が生じる場合もあります。公式の積立シミュレーターなどを活用してご自身で確認することをおすすめします。
- 目標: 老後資金として500万円を20年かけて準備したい
- → 積立期間: 20年(240ヶ月)
- → 試算上の目安: 元本ベースのみ計算すると月約2万円ペース
- → 運用益が加わる場合は必要な積立額が変わる可能性があるが、運用成果は保証されない
目標金額・積立期間・想定する運用状況を変えながら試算してみると、「自分には月いくら積めばよいか」の感覚がつかみやすくなります。金融庁の「つみたてNISAシミュレーター」や各証券会社の積立シミュレーターが参考になります。
積立額は後から変更できる
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積立金額は多くの証券会社であとから変更・増減が可能です。ライフイベント(昇給・転職・結婚・子育てなど)に合わせて金額を見直していく「段階的な増額」も有効なアプローチです。最初は続けられる金額で始め、余裕が出てきたら増やす、というスタンスで問題ありません。
金額を決めるときの注意点
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- 他人と比べない: SNSで「月3万円積立しています」という情報を見ても、それが自分に適切かどうかは別の話です。家計の状況は一人ひとり異なります。
- 生活費を削りすぎない: 食費や交際費を極端に削ってまで積立額を増やすと、生活の質が下がり長続きしにくくなります。
- ボーナス払いの活用: 月々の積立を少額にしつつ、ボーナス月に追加で積み立てる設定ができる証券会社もあります。
- 年間上限に注意: つみたて投資枠の年間上限は120万円(2025年時点)です。月10万円を超える設定はできません。上限は変更される場合があるため、最新情報を金融庁や各証券会社の公式サイトでご確認ください。
- 投資はリスクを伴う: 積立投資は元本が保証された預金とは異なります。市場の値動きによって評価額が下がることもあります。
まとめ:大切なのは「続けられる金額」で始めること
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新NISAの積立金額に「正解」は一つではありません。この記事のポイントを振り返ります。
- 最低100円から始められる証券会社もあるが、「続けられる金額」を優先して設定することが大切
- 積立を始める前に家計の余裕を確認し、緊急予備資金を先に確保する
- 月5,000〜30,000円あたりが多くの社会人にとって取り組みやすい目安として挙げられることが多い
- 将来の目標から逆算してシミュレーターで試算すると金額感をつかみやすい
- 積立金額は後から変更できるので、まず少額でスタートして慣れたら増やすのも有効な方法
まずは家計を見直し、無理なく続けられる金額で一歩を踏み出すことが、長期の資産形成への近道です。制度の詳細や最新情報は、金融庁の公式サイトや各証券会社の公式ページで必ずご確認ください。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧誘・推奨するものではありません。投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。記載している制度・数字・上限額等は執筆時点の情報をもとにしており、今後変更される可能性があります。最新の情報は金融庁や各金融機関の公式サイトでご確認いただき、投資判断はご自身の責任において行ってください。必要に応じて、ファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談ください。

