【2025年最新版】iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?初心者向けにやさしく解説!

iDeCo(イデコ)ってなに?

「じぶん年金」を作る制度

iDeCo(イデコ)は「個人型確定拠出年金」のことで、自分で積み立てて、自分で運用し、老後に受け取る“じぶん年金”のような制度です。
毎月の掛金を投資信託や定期預金などで運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取ります。

最大のポイントは「税制メリット」。積立時・運用中・受け取り時、それぞれで節税効果があるため、将来のために備えつつ節税もできるスグレモノです。

みらい犬

かんたんに言えば「老後のための積立&節税制度」だワン!
“いまできること”が、未来の安心につながるワン♪

iDeCoの仕組みをカンタン解説

3つの税制メリットが魅力

ステージ 内容 節税ポイント
① 積立時 毎月の掛金が全額所得控除 所得税・住民税が安くなる!
② 運用時 投資信託の利益が非課税 通常なら約20%の税金がゼロ!
③ 受取時 年金or一時金として受け取り 控除あり(退職所得控除・公的年金等控除)

みらい犬

全部のステージで税金がオトクになるなんて…
これはもうやらない理由がないワン!

iDeCoの加入条件と掛金上限

誰がいくらまでできる?

2024年からiDeCoは制度が拡充され、65歳未満の方(一定の要件あり)まで加入可能に。職業によって掛金の上限額が異なります。

職業・立場 掛金上限(月額) 備考
自営業(第1号被保険者) 月68,000円 国民年金基金との合算
会社員(企業年金なし) 月23,000円
会社員(企業型DCあり) 月20,000円 規約により異なる
公務員 月12,000円
専業主婦(夫が厚生年金) 月23,000円 配偶者控除も併用可能

みらい犬

主婦も自営業も会社員も、それぞれの枠があるワン♪
自分に合った掛金で、無理なく始めるのがコツだワン!

iDeCoの注意点も知っておこう

60歳まで引き出せないのが最大の特徴

iDeCoは老後資金を目的とした制度のため、原則として60歳までお金を引き出すことができません。
急に現金が必要になっても解約はできないため、生活費や急な出費に使うお金とは切り離して考える必要があります。

また、口座管理手数料(月171円〜)がかかる点にも注意が必要です。

みらい犬

“おろせない”のはちょっと不便だけど…
「将来の自分へのプレゼント」って思えばガマンできるワンね!

iDeCoに向いている人・向いていない人

こんな人にはぴったり!

  • 節税しながら老後資金を準備したい人
  • 毎月の余裕資金を少しずつ積立したい人
  • 他に大きな出費の予定がない人
  • 将来のために「コツコツ貯める」のが苦じゃない人

こんな人は注意!

  • 60歳前にお金が必要になる可能性がある人
  • 積立金額が不安定で続けられるか分からない人
  • 手続きや管理を面倒に感じる人

みらい犬

“未来のじぶんを助ける制度”だけど、生活が不安定なときはムリしなくてOKワン!
まずは「つみたてNISA」などからでも全然アリだワン!

まとめ|iDeCoは「未来の安心」をつくる制度

iDeCoは、税金を減らしながら老後に向けてお金をコツコツ積み立てていける、非常に優れた制度です。
ただし、引き出し制限があるため、生活費としっかり分けて使うのがポイント。

まずは月5,000円〜でもOK!自分のライフスタイルに合った形で始めてみてはいかがでしょうか?

みらい犬

“老後”ってまだまだ先だけど、備えがあるだけで安心感がぜんぜん違うワン!
ムリなく、コツコツ、一緒に始めてみようワン〜♪