目次
1. 所得税とは?
「もうけ」にかかる国の税金です
所得税とは、会社員・フリーランス・副業問わず、収入から必要な経費や控除を引いた「所得」に対して課される国税です。
毎年の「確定申告」または「年末調整」で、納税額を計算し、国に納めます。
みらい犬
だから「所得」と「税率」をしっかり知っておくのが大事ワン♪
2. 所得税の税率一覧(2025年版)
課税所得に応じて税率が変わる
所得税は、稼いだ金額が多くなるにつれて税率が高くなる「累進課税方式」が採用されています。
以下の表は、2025年時点の最新の税率表です👇
課税所得(円) | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円~1,949,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000円~3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
3,300,000円~6,949,000円 | 20% | 427,500円 |
6,950,000円~8,999,000円 | 23% | 636,000円 |
9,000,000円~17,999,000円 | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円~39,999,000円 | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |
💡 注意:この「課税所得」は「収入 − 経費 − 各種控除」で計算される“もうけ”部分の金額です。
3. 所得税の計算方法
収入から控除を引いて、税率をかける
計算式は以下のとおり👇
課税所得 = 総収入 − 経費 − 控除(基礎・配偶者・扶養など)
所得税額 =(課税所得 × 税率)− 控除額
計算例)課税所得300万円の場合
所得:3,000,000円
該当する税率:10%
控除額:97,500円
→ 計算:3,000,000円 × 10% − 97,500円 = 202,500円(所得税)
みらい犬
そのままパーセンテージをかけちゃうと多く出しすぎることもあるワン!
4. 所得税と住民税の違いは?
住民税は「一律10%前後」で別途請求される
所得税は「国」に支払う税金ですが、住民税は「住んでいる市町村」に支払います。
所得税 → 国税(5〜45%の累進課税)
住民税 → 地方税(一律約10%)
納付時期:住民税は6月頃から年4回に分割されるケースが多いです
💡 住民税は前年の所得に基づいて課税されるため、「後からドーンとくる」税金とも言われています。
5. 所得税を節税するには?
① 経費をしっかり記録する
事業に必要な支出(スマホ代・ネット代・交通費など)はすべて経費として差し引くことが可能。
② 青色申告で最大65万円の控除
帳簿をつけて期限内に申告すれば、所得から大きな控除を受けられます。
③ iDeCoやふるさと納税も有効
節税のために国が認めた制度(所得控除や税額控除)をフル活用しましょう!
6. まとめ|税率を知れば、税金がこわくなくなる!
所得税は稼げば稼ぐほど税率が上がりますが、仕組みさえわかればこわくありません。
正しい税率と控除額を把握して、無駄な税金を払わないように備えておきましょう!
✔ 累進課税は「段階的」に課税される
✔ 所得税+住民税で合計20〜50%になることも!
✔ 控除を活用して節税しよう!
みらい犬
しっかり理解して、お金と未来を守っていこうワンね♪