「まとまったお金を、少しでも有利に、でも減らさずに置いておきたい」——そんなときの選択肢が定期預金です。2024年以降の金利上昇で、かつて“ほぼ利息ゼロ”だった定期預金は見違えるほど条件が良くなりました。この記事では、2026年8月時点でとくに金利が高いネット銀行を、初心者にもわかりやすく比較します。まず結論(ランキング表)から見て、そのあとで「選ぶときの注意点」まで押さえていきましょう。
みらい犬
※本記事の金利はすべて税引前・年利で、2026年8月上旬時点の情報です。金利・キャンペーンは変動するため、実際の預け入れ前に必ず各金融機関の公式サイトで最新情報をご確認ください。
【結論】定期預金の高金利ランキング(1年もの・税引前)
まず、多くの人が選ぶ1年ものの金利が高い銀行を一覧にしました。金額を長く動かさない予定なら、この表が出発点になります。
| 銀行名 | 1年もの金利 (税引前) | おもな条件・メモ |
|---|---|---|
| SBJ銀行 | 1.670% | 新規口座開設者限定(はじめくん) |
| 東京スター銀行 | 1.650% | 新規口座開設優遇・ネット限定 |
| オリックス銀行 | 1.650% | 新規口座開設者限定プログラム |
| あおぞら銀行BANK | 1.600% | 新規口座開設者限定の特別金利 |
| SBI新生銀行 | 1.550% | 新規口座開設者限定(スタートアップ円定期) |
| UI銀行 | 最大1.500% | キャンペーン金利(期間限定) |
| auじぶん銀行 | 1.300% | 夏の1年もの特別金利キャンペーン |
| ソニー銀行 | 1.250% | 夏の円定期特別金利キャンペーン |
| ドコモSMTBネット銀行 | 1.200% | 特別金利キャンペーン |
| (参考)メガバンク | 0.40〜0.50%前後 | 三菱UFJ・三井住友・みずほ など |
金利は税引前・2026年8月上旬時点。多くが新規口座開設限定・キャンペーン金利で、条件や期限があります。最新の金利・条件は各行公式サイトでご確認ください。
なぜ今、定期預金が見直されているのか
長らく日本の預金金利は“ほぼゼロ”が当たり前でした。ところが2024年に日本銀行が利上げに転じてから状況は一変し、銀行の預金金利はじわじわと上昇を続けています。とくにネット銀行は、店舗を持たないぶんのコストを金利やサービスに回しやすく、メガバンクより高い金利を出しやすい傾向があります。「普通預金に置いたままのまとまった資金がある」という人にとっては、定期預金に移すだけで受け取る利息が変わってくる場面が増えました。
そもそも定期預金とは?普通預金との違い
定期預金は、あらかじめ決めた期間はお金を引き出さない代わりに、普通預金より高い金利が受け取れる預金です。数か月〜10年まで期間を選べます。普通預金がいつでも自由に出し入れできるのに対し、定期預金は満期まで置いておくのが基本で、そのぶん金利が高く設定されています。
- 普通預金:いつでも出し入れ自由。金利は低め。
- 定期預金:満期まで原則そのまま。金利は高め。元本保証。
「当分使う予定のないお金」を寝かせておくなら定期預金、「いつ使うかわからないお金」は普通預金、と役割を分けるのが基本の考え方です。
金利だけで選ぶと危険?定期預金を選ぶときの5つの注意点
ランキング上位の数字はたしかに魅力的ですが、金利の高さだけで飛びつくと「思っていたのと違った」となりがちです。次の5点は必ずチェックしましょう。
1. 「新規口座開設限定」「キャンペーン金利」が多い
上位の高金利は、初めて口座を作った人だけや期間限定のキャンペーンであることが少なくありません。満期後は通常金利に戻るのが一般的です。自分が条件に当てはまるか、いつまでの金利かを確認しましょう。
2. 表示は「税引前」。実際の手取りは約2割減
預金の利息には約20%の税金がかかります。たとえば金利1.5%でも、手元に残る税引後は約1.2%程度になります。受け取り額は「税引前の数字より少し目減りする」と考えておきましょう。
3. 中途解約すると金利が大きく下がる
満期前に解約すると、約束の金利ではなく、ぐっと低い「中途解約利率」が適用されるのが一般的です。「すぐ使うかも」というお金は、無理に長期の定期に入れないほうが安全です。
4. 預金保険(ペイオフ)の範囲を意識する
万一銀行が破綻しても、預金保険で1金融機関あたり元本1,000万円とその利息までは保護されます。大きな資金は複数の銀行に分けておくと安心です。
5. 金利上昇局面では「短めの期間」も選択肢
金利が上がっている時期に長期で固定すると、あとでもっと高い金利が出たときに乗り換えにくくなります。短めの期間で預けて、こまめに見直すのもひとつの方法です。
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期間別の見どころ(3か月・1年・5年)
同じ定期預金でも、預ける期間で狙いどころが変わります。
- 3か月・6か月(短期):新規口座向けの高金利キャンペーンが多い期間。まず短期で試したい人向け。
- 1年(定番):もっとも商品が多く、金利と使い勝手のバランスが良い期間。迷ったらここから。
- 5年(長期):SBI新生銀行1.80%、オリックス銀行1.750%(いずれも税引前・条件あり)など、長く固定できるぶん高金利。当分使わない資金向け。
目的別のおすすめの考え方
- まず高金利を試したい:新規口座限定の短期キャンペーンを活用。
- まとまった資金をじっくり:5年ものの高金利をチェック。ただし中途解約に注意。
- 少額から始めたい:1円〜1万円から預けられる銀行も多く、少額でも始められます。
- 使い勝手も重視:ATM・振込手数料の無料回数など、普段使いのしやすさも合わせて確認を。
よくある質問(FAQ)
Q. 100万円を1年預けると利息はいくら?
金利1.0%(税引前)なら、税引後でおよそ8,000円弱が目安です。金利が上がるほど利息も増えますが、税金で約2割引かれる点は覚えておきましょう。
Q. 定期預金は途中で引き出せる?
解約自体は可能なことが多いですが、その場合は約束の金利ではなく低い中途解約利率になります。原則は満期まで置いておくものと考えましょう。
Q. ネット銀行の定期預金は安全?
ネット銀行も預金保険の対象で、1金融機関あたり元本1,000万円とその利息までは保護されます。仕組みはメガバンクと同じです。
まとめ
金利上昇を追い風に、定期預金は「置いておくだけ」で有利にお金を守れる選択肢に戻ってきました。ポイントは、①1年ものを軸に比較する ②表示は税引前と理解する ③新規限定・キャンペーンの条件と期限を確認する ④中途解約と預金保険を意識するの4つ。ランキングの数字はあくまで出発点です。ご自身の資金の使う予定に合わせて、無理のない期間・銀行を選んでください。
【免責】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・預け入れを推奨するものではありません。金利・キャンペーン内容は変動し、条件により適用されない場合があります。預け入れの最終判断は、各金融機関の公式サイトで最新情報をご確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。
最終更新日:2026年8月12日
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