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厚生年金とは?会社員が自動で入っている“2階建て年金”
国民年金+上乗せの制度で、もらえる額も多い
厚生年金は、主に会社員や公務員などが加入する年金制度です。
日本の年金制度は「2階建て構造」になっていて…
1階:国民年金(全員が対象)
2階:厚生年金(会社員・公務員のみ)
つまり厚生年金に入っている人は、国民年金に“上乗せ”でもらえる仕組みなんだワン。
将来の年金額が多くなるのは、厚生年金に入っているから!
みらい犬
だから「国民年金だけの人」とは将来の年金額がぜんぜん違うワンよ♪
厚生年金はどれくらいもらえる?平均支給額をチェック!
2025年現在の厚生年金 平均支給額(老齢年金)
男女合計の平均支給額(厚生年金+基礎年金)は:
男性:平均月額 約166,000円
女性:平均月額 約105,000円(※パートや専業主婦歴が長い人が多いため)
これはあくまで平均なので、「収入が多く、加入年数が長いほどもらえる額は増える」仕組みです。
厚生年金は“働いた期間と給料”で支給額が変わる!
みらい犬
でも「専業主婦だった期間」が長いと、ちょっと少なめになるワン〜
国民年金と厚生年金の違いってなに?
以下の表に、わかりやすくまとめたワン!
項目 | 国民年金(第1号) | 厚生年金 |
---|---|---|
加入者 | 自営業・学生・フリーランス | 会社員・公務員など |
保険料 | 月額一律(2025年度は16,980円) | 給料に応じて変動(半分は会社が負担) |
将来の年金額 | 月6〜7万円が目安 | 平均で月10〜16万円(+基礎年金) |
メリット | 加入がシンプル・任意加入制度あり | 支給額が多い・障害年金なども手厚い |
厚生年金は「会社と折半」で払っているから安心感がある!
みらい犬
国民年金と合わせて「2階建て」がポイントだワン!
パート・主婦でも厚生年金に入れる?
週20時間以上&年収130万円以上で加入義務のケースも!
2022年以降、厚生年金の加入条件はゆるやかになっていて、
パート主婦でも一定の条件を満たすと「厚生年金に加入」することになります。
加入条件(例):
週20時間以上働いている
年収106万円以上(勤務先が従業員101人以上の場合)
雇用期間2ヶ月以上の見込み など
パートでも“厚生年金あり”の職場を選ぶと将来が変わる!
みらい犬
厚生年金に入れる職場ならラッキーかもワン♪
厚生年金だけで老後は暮らせる?
夫婦2人で厚生年金なら月20〜25万円のケースも
夫婦そろって厚生年金に加入していれば、将来の年金受給額は:
夫:月16万円
妻:月8万円(フルタイム or 条件つきパート)
合わせて月24万円ほどが見込めることもあります。
ただし、年金だけで老後生活がカバーできるかどうかは、
住居が持ち家 or 賃貸
医療費・介護費の有無
趣味や旅行などの生活スタイル
によって変わってくるワン。
年金の金額だけでなく“暮らし方”もセットで考えよう!
みらい犬
将来のことは“見える化”して安心しておきたいワンね!
まとめ|厚生年金は「大切な生活土台」。でも+備えが安心
厚生年金は、会社員の強い味方。でも、それだけに頼るのではなく…
新NISAで資産形成
iDeCoで年金を補強
生活費・固定費の見直し
なども取り入れていくと、将来の不安がグンと減るワン!
厚生年金は「ベースの安心」。でも“ゆとり”は自分でつくる時代!
みらい犬
コツコツ備えて「未来の安心感」を増やしていこうワン〜!