目次
1. 「雑所得」とは?
給与・事業・不動産など以外の所得
雑所得とは、給与所得や事業所得、不動産所得など主要な区分に当てはまらない所得のこと。
代表例👇
副業(業務委託、クラウドソーシング、YouTube収益など)
仮想通貨の売買益
FX・CFDなどの金融取引(分離課税対象のケースも)
公的年金(基礎年金や厚生年金など)
原稿料や講演料など一時的な収入
👉 雑所得は「課税対象」なので、金額に応じて確定申告が必要になる場合があります。
みらい犬
「雑所得」っていろんなものが入ってくるんだワン!
副業も仮想通貨も、基本はここに分類されると思っておくと安心ワン♪
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2. 雑所得の税率は「総合課税」
給与などと合算して課税
雑所得には専用の税率はなく、**他の所得(給与など)と合算されて累進課税の税率が適用**されます。
雑所得=総合課税(5〜45%)+住民税10%
みらい犬
雑所得だけで税率が決まるわけじゃないんだワン。
お給料と合算して「全体」で税率が決まる仕組みなんだワンよ!
お給料と合算して「全体」で税率が決まる仕組みなんだワンよ!
3. 所得税の速算表(2025年現在)
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円~1,949,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000円~3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
3,300,000円~6,949,000円 | 20% | 427,500円 |
6,950,000円~8,999,000円 | 23% | 636,000円 |
9,000,000円~17,999,000円 | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円~39,999,000円 | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |
👉 上記に加えて、住民税が一律10%かかります。
みらい犬
「税率表」って聞くと難しそうだけど、所得が増えるとちょっとずつ税率も上がる仕組みだワン!
4. 具体例でイメージ
例1:副業で30万円の雑所得
給与所得とは別に30万円の雑所得 → 合算して課税対象。 サラリーマンは給与以外20万円超なら確定申告が必要。
例2:仮想通貨で100万円の利益
100万円は雑所得に区分され、給与と合わせて累進課税が適用されます。 所得税+住民税で20〜30万円程度になるケースも。
みらい犬
「20万円ルール」ってサラリーマンにだけある特例だワン!
副業でちょっと稼いでも20万以下なら申告不要って覚えておくと安心だワン♪
副業でちょっと稼いでも20万以下なら申告不要って覚えておくと安心だワン♪
5. 雑所得で注意すべきポイント
① 経費を差し引ける
副業にかかった通信費や手数料などは必要経費として控除可能。
② 副業20万円ルール
会社員は給与以外の所得が20万円以下なら所得税の確定申告は不要。 ただし住民税の申告は必要。
③ 区分に注意
– FXは「先物取引」として申告分離課税20% – 公的年金は雑所得だが「公的年金等控除」がある
みらい犬
雑所得は“ケースごと”に違うルールがあるんだワン。
経費や控除をうまく使えば節税もできるワンよ!
経費や控除をうまく使えば節税もできるワンよ!
まとめ
雑所得は「総合課税」で給与などと合算されて課税
税率は累進(5〜45%)+住民税10%
副業や仮想通貨、年金など幅広く対象
経費や控除を活用すれば節税可能
みらい犬
「雑所得=全部まとめて課税」って覚えておくとシンプルだワン!
でも詳細はちゃんと調べて、確定申告も忘れないでワンね♪
でも詳細はちゃんと調べて、確定申告も忘れないでワンね♪